久々の選手ブログの更新と言うことで、最近のチームの状況から入りたいと思います。
先月、行われた全日本予選会では惜しくも17秒届かず、6位という結果に終わり全日本駅伝本戦への切符を勝ち取ることができませんでした。あと17秒というわずかな差、あと一歩のところに私たちの甘さが詰め込まれていると感じました。前期のチームの最大目標が全日本予選会ということもあり、一旦一区切りをつけ後期の箱根駅伝予選会、本戦へ向けてチームを再ビルディングし、目標を明確にしていくことを決めました。藤原監督の考える中央大学とは「人間性と実力を合わせ持った真の日本一のチーム」というチームの根本であるコンセプトを基にどのようなチームになるべきかをチーム全員で話し、また今年のチームはどのよう強みを持つチームになるのかを考え、夏合宿のテーマを決めている段階です。
学生スポーツの本来の目的、そしてさらには箱根駅伝とはどのような舞台なのかなどを踏まえて、さらに自分たちがなぜ競技に取り組んでいるかなどを全員で話し合い同じ目標に対してどう全員でアプローチしていくかを話し合っています。また、目的を達成することだけではなく、その過程にこそ価値があるのが学生スポーツのあるべき姿だと思いますので、結果だけではなく人間力も高めていけるようなチーム作りを目指してやっています。8月9月と、チームにとって一番大切な夏合宿がありますので、全員で一丸となって夏を乗り越えたいと思っています。
前置きが少し長くなってしまいましたが、今日の本題に入りたいと思います。
今日は自分の尊敬する競技者、ライバルについて書きたいと思います。私の尊敬する競技者、そしてライバルは私の高校の後輩である遠藤日向です。彼の紹介や彼との今までのことを書こうとすると本一冊くらいになってしまうので、ほんの少しだけ書こうかと思います。 まず、彼のことは競技者として尊敬しています。もちろん、高校の時は良きライバルで頼れるチームの後輩の1人という感覚でしたが、社会人になってからの彼の取り組みには競技者として鏡だなと思っています。彼は現在、アメリカを拠点に練習をしています。そこでオリンピアン、メダリスト達と練習をしています。20歳になったばかりの若者が日本にいれば楽しいこともたくさんあると思います、それを全て捨ててまで世界で戦うために日本ではなく単身でアメリカに行き、トレーニングをしていることをまず単純にすごいと思っています。周りから見ればそんな環境でやれるなら、行けるチャンスがあるのなら当たり前だろ!と思う人もいると思います。しかし単身でアメリカに行くのは言語も最初はうまく通じず、全く違う環境に行くので相当なストレスもかかりますし、覚悟が必要だと思います。この決断をできた彼を本当に尊敬しています。私の以前まで指導をいただいていた、横田コーチによく言われていた言葉で、何か大きな犠牲を払わなければ大きなものを掴むことはできないという話を何度も聞かされてきました。まさにその通りで、遠藤は自分の今までの生活や友人、日本での競技以外での楽しい時間を犠牲にして、人生の一部分の全てを競技だけに注ぐことにした決断だったと思います。それを今の自分にやれと言われたら、もし世界のトップチームでやれるチャンスを与えられたとしてもすぐにイエスと言える自信はありません。彼はそれができたからこそ、5000mで日本室内新の偉業を20歳にして成し遂げ、世界に一歩ずつ近づいているのだと思います。
そんな遠藤を心から尊敬していますし、絶対に負けられないと思う気持ちもあります。高校時代、常に競い合い戦ってきた最高のライバルであった彼に今は何歩先にも行かれています。もちろん高校の同期にも素晴らしいライバルがたくさんいますが、やはり彼には、特に特別な思いますがあります。種目は今では別になっていますが、競技者として彼に負けないような覚悟を持って戦い続けたいと思っています。
今年は思うように、トラックで春先から結果を残すことができませんでした。トラックで中途半端、チームのキャプテンとしても、重要な時期には自分の大きなレースや合宿を優先させたりとそれも中途半端ではないかと感じていました。こんな感情があり、学生最後の年にしかできないこと、そして、今しかできないことはチームのキャプテンとして、トラックを犠牲にしてでもチームを強くしたいと思い、箱根駅伝をチームのみんなと目指すことにしました。
やはり自分ができる最善のことはみんなと一緒に苦しい練習を乗り越えて、みんなと同じ釜の飯を食べて強くなっていくことしかできないと思い、このような決断をしました。
遠藤の競技に対しての覚悟と比べればちっぽけなことかもしれませんが、まずは自分の決めたことに覚悟を持って、悔いの無いように最後4年生として、チームの主将として、1月3日を最高の形で終われるように残りの日にちを一日ずつ大事にしていきたいと思います。
今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。
次の更新は3年の池田です。
田母神一喜(4)
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| 左から田母神(4)、遠藤(住友電工)、山田さん(順天堂大学卒) |
