2021年11月3日水曜日
こんにちは。日頃より中央大学陸上競技部の応援ありがとうございます。4年の森凪也です。
本日のブログは4年間での自分自身の陸上に対して感じたことについて書こうと思います。
僕は2年次にようやく中大の戦力として主要大会で出走することができました。しかし、その年の箱根駅伝では思うような走りができずチームもシード権を逃してしまうことになりました。そのあたりから自分自身の心境の変化がありました。その時から周りにエースと呼んで頂いていましたが、自分の実力とは到底相応しくないため、そのギャップを埋めるために試行錯誤しました。2月にはアメリカのオレゴンに行き、NIKE Bowerman Track Club のプロ選手たちと練習をさせてもらいました。そこでは、練習を積み上げることの大切さや強くなるためのマインドなど、陸上選手として今も大切にしている考え方を学びました。その時は陸上で結果を出すことが自分の全てであり、そのためならなんでもやってやろうという覚悟があったと思います。コロナ禍で遊びにも行けない状況も陸上に集中できるチャンスだと捉えることができましたし、この時は陸上以外のことを全く考えていなかったと思います。しかし、自分のことばかり、陸上の結果ばかりを思案していると他の部員との気持ちが離れているのではないかという不安が大きくありました。現に陸上が楽しいという気持ちは自分の中になくなり、自分の意思より先に結果を欲しているという気持ちの悪い感覚がありました。しかし、自分の中では結果を出すことが周りの期待に応えることであり、選手としての評価の最上位だったので練習を淡々と続けました。そんな中で迎えた3年目の箱根駅伝も結果に結びつけることができず、自分の選手としての存在価値を見失いました。また、3月にはキャプテンというポジションを井上に任せることになりました。井上はこのブログでも度々出てきているように仲間想いで素晴らしい人間です。井上がキャプテンをやることに不満は全くなかったのですが、ただ、それ以上に自分が中大の中での存在価値がなくなるのではないかと不安で堪りませんでした。
選手として求められた結果も残すことができず、井上のように他の選手を気遣うような心もない自分がチームにいることが情けなく感じました。
そんな中で4年生になった僕はまずはチームメイトとコミュニケーションを取ることを第一に考えました。そうすると自分が今まで見えていなかったチームメイトの良い部分に気付かされました。関東インカレや全日本予選会で戦うチームメイトを見て純粋にカッコいいなと思いました。中大の寮が心地よく感じて、結果が出ない自分を前ほど卑下するようなこともなくなり、自分もチームに貢献したいという思いでホクレンディスタンスに出場しました。この頃には気持ちは前を向けるようになっていましたが、ホクレンの連戦で貧血が見つかって再び走れなくなりました。
夏に入り帰省先で練習を積む期間があり、そこでこの1年ほどで悩んだことを地元で1番お世話になった方に打ち明けると、「心の在り方」を決めなさいというアドバイスを頂きました。そこで僕は自分がどのように陸上と向き合いたいのか、真剣に考えました。そこで出た「心の在り方」はかなりシンプルなもので、「陸上を好きであり続けたい」という思いでした。7年前に自分の走りの結果が良かった時に周りの人が喜んでくれる姿を見て、陸上を好きになり、陸上を始めました。自分も想像しないような良い結果が出たり、逆に辞めたくなるようなことがあったり、色々なことがありましたが、陸上を好きな思いは陸上を始めた7年前と何も変わってないなと気付かされました。そこに気付くとすごく自分のことに集中できるようになり、周りの雑音や先の見えない結果のことが気にならなくなりました。そうして迎えた9月の東海大記録会では久しぶりに思い切って走ることができて、周りの人たちが喜んでくれたのを見て、やっぱり走れることが1番幸せだなと感じて無事復帰することができました。
大学生にもなると陸上選手といえど、色々な楽しいことを知ったり、他に大事なことを見つけたりということがあると思います。僕自身も、他の仲間が様々な道に進む中、陸上を好きであること、陸上一本に取り組むことが本当にいいことなのかと疑問を持ったこともありました。でも、自分にとっては人生で唯一本気で取り組めたものなのでこれからも陸上が好きだという気持ちを忘れずに頑張っていこうと思います。
次回のブログは3年の助川です!3年生の代はとても魅力的な選手が多いですが、その内の1人です。
長い文章になってしまいしたが読んで頂き、ありがとうございました。
森 凪也(4)
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| 特訓中の縄跳び |
投稿者
選手
時刻:
19:05

